Coir-Le

ココナッツ殻から生まれる

サステナブルな新しいスタンダード表皮材

Background ー背景ー

美しい南国の海岸線に数多く茂るココナッツは食用として用いられたり、その白い実からは良質なオイルが採取されるなど、とても有益な作物です。
しかし、残った殻のほとんどは捨てられるだけとなっています。捨てられた殻は環境中で分解されるまでに平均12年要し、埋め立て処理後にはメタンガスも発生するなどの被害が問題視されます。
この残った殻を再利用したいという思いから、Coir-Le®(コイアーレ)は生まれました。

12years
ココナッツは環境中で分解されるまでに12年要する。
CH4
ココナッツは埋め立て後、地中で分解される際にメタンガスが発生する。

Features ー特徴ー

Coir-Le®は廃棄されるココナッツ殻を素材の一部に使用しています。
植物由来の成分を高めた環境にやさしい新たな表皮材です。

また、Coir-Le®は自動車シート、内装材に求められる厳格な物性要求にも応えるべく開発されました。

Vision ービジョンー

Vison

Coir-Le®は天然由来の素材を用いた表皮材として生み出されました。
天然素材以外の表皮材は、石油由来物質の比率が多く、環境に対してダメージが大きいという問題がありました。
私たちはCoir-Le®の開発を進めることで、サステナブルな社会を目指していきます。

Outlook ー展望ー

Coir-Le®は、家具、ランドセル、鞄、自動車の内装、靴など様々な製品で使われます。
日々の生活の中にCoir-Le®が浸透していくことで、生活を豊かに彩る「サステナブル」な表皮材という新たな価値をお客様にお届けします。

Coir-Le®のロゴマークの頭文字Cには、ココナッツ断面のデザインが隠れています。
廃棄される殻から新たな素材に生まれ変わる、クリーンなビジョンが込められています。